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~"have to"ではなく"want to"で生きよう~

Ao-akua's blog

~LGBTスタッフによる”普通”の人生記録~
 
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FTM~国内での手術~

 

こんにちは!HARUTOです。

立て続き僕がブログを書かせて頂きます。

 

 

今回は僕が国内で行った両側乳腺摘出手術の事に触れていこうかと思います。

僕が胸の手術を行ったのは2015年の9月でした。(当時20歳)

現在は閉院していますが、横浜サンクリニックにてG-pit net worksさんのアテンドを利用して約45万で麻酔代込みで行われました。

G-pitさんのアテンドを利用していたので僕の胸の写真を執刀医に渡してもらい僕は

U字切開(乳輪の下半分を切開する方法)で行うことになりました。

G-pitさんと何度もやり取りをしていたので当日まではドキドキよりもワクワクでした。

当日は母親と共に新幹線で横浜に向かいました!

1日目は母が行きたがっていた横浜中華街に行きました。

母が行きたかったのもありますが術後観光ができないかもしれないという思いもあり前日入りしました。気遣ってくれた母に感謝です。

2日目の午前中横浜サンクリニックへ!着いたらまず問診票と麻酔と手術への同意書にサインをしいざ手術室へ!

手術室に入ったとたん僕の見える場所に今から使用する手術器具が!!

そのとたん僕の緊張がMAXに!!

僕は静脈麻酔硬膜外麻酔で手術を行いました。

硬膜外麻酔は背中に麻酔をするのですがそれがとてつもなく痛い!!

f:id:ao-akua:20170615230859p:plain

何度か針をグリグリされ痛みに悶絶してました。

硬膜外麻酔で胸の感覚が無くなってから静脈麻酔をされました。

目が覚めたころには手術は終わっていました。

その後ホテルまで歩いたそうなのですが全く記憶はありません。

術後すぐの写真がこちら!

f:id:ao-akua:20170615231157j:plain

術後はドレーンという血抜きのチューブがわきの下あたりから入っています。

このドレーンが邪魔でしょうがない。

そして僕は喫煙者。母も喫煙者。僕はオペのために禁煙をしてたのに母が隣で吸っていたので誘惑に負けそうでした(笑)(吸ってないですよ)

実は喫煙は手術に大きくかかわってきます。術前に禁煙しておかないと傷の治りが悪かったりしますのでこれからオペする人禁煙は絶対です!

手術1日目の夜は痛くて眠れず…。

翌朝母に手伝ってもらいながら着替えました。着替えは大きめの前開きがお勧めです。

なぜかと言いますと術後は腕が上がりません。被り物だと腕が上がらず大変な思いをします。

そしてドレーンを抜きに病院へ!ドレーンを抜くときの痛みは人によりけりです。

僕は全く痛くなかったです。ドレーンを抜いて圧迫バンドをしたら帰宅です。

新横浜から名古屋までは新幹線。名古屋から最寄り駅までは電車で帰ったのですが

電車の場合、振動がもろに伝わってきて痛かった覚えがあります。

僕は2週間職場から休みをもらっていたので家で静かに休みました。

2週間後職場に復帰しましたが介護職というのもあり移乗などは他職員が変わってくれました。1か月後には普通に介助できるようになり運動も少しずつ始めました。

手術して4日後の写真がこちら!!

f:id:ao-akua:20170615232343j:plain圧迫バンドの跡と内出血が所々にある状態です。

そして約1か月後がこちら!

f:id:ao-akua:20170615232637j:plain内出血やバンド跡はきれいになくなりました。僕は抜糸のいらない溶ける糸で手術しました。溶けるといっても時間がたつにつれポロポロと糸が取れてくる感じです。

今現在の胸がこのような感じです。

f:id:ao-akua:20170615233147j:plain仕上がり的には満足です。

僕はU字切開でしたが胸の大きさや形によっては傷が大きく残る術式などもあり人それぞれだと思います。

手術は命にかかわるリスクなどがあるので簡単にはやったほうがいいとはとてもじゃないですが言えません。

親に言わずやる人もいますが親からもらった健康体にメスを入れるのですから一言は言ったほうがいいかもしれません。

これからオペする予定の方たちに一言。

手術で命を落としたFTMもいます。傷跡が大きく残ってしまい上裸になれない人も数多くいます。安易に決めず自分や家族と向き合って本当に必要かどうか決めたうえで行ってください。

最近SNSなどでホルモン治療や手術をしない人はFTMではないといった書き込みを拝見しますが手術をしないという選択肢も、もちろんあります。

書き込みをしている人はどういう気持ちでそう思っているのか。

もしもその書き込みが原因で不必要なオペをし後悔する人がいるかもしれないことを考えているのか。その人の人生を背負えるのか。そういう点も少しは考えてほしいと僕は思います。

 

 

 

 

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FTMのタイSRS渡航日記~オペ当日と、地獄の入院生活~

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FTM タイでのSRS(性別適合手術)

オペは検査の次の日、3月4日の朝7時(日本だと朝の9時)からでした。朝の5時にナースに起こされ、まず体を消毒するためシャワー浴び、点滴と剃毛、浣腸をされます。f:id:ao-akua:20170307220333j:plain 

それからしばらくして、時刻は6時30分頃。ストレッチャーが病室へ来るので、それに乗りいざ、オペ室へ出発!!ストレッチャーからオペ台に乗り麻酔を点滴に注入されます。ナースがうるさいなぁと思いつつ僕の意識はここからすぐに無くなりました。次に気がついたら手術は終わっていて、病室のベッドに移されるところでした。痛いなぁと思いつつも、意識が朦朧としていて、そのまま眠りにつきました。午後に痛くて起きたけど起きてられなかったのでペインフリーという痛み止めを使用して寝ました。これには眠剤も入っているので、終わったことにホッとしながら眠りにつきました。僕が頑張るのはオペではなく、術後の地獄の日々だった手術は麻酔から覚めたら終わっていて、本当にあっという間でした!オペ前に、頑張ります!ていうけど実際頑張るのはドクターで、僕は眠るだけです(笑)では、どこで頑張るか?それは、、、術後です!

手術後の入院生活

手術を終えたばかりの時はまだ麻酔が切れず、意識は朦朧としたままでひたすら寝ていたので良かったのですが、地獄は翌日から始まりました。

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まず、下腹部の切開の傷口の痛みと腰痛、さらには発熱もしてしまいました!看護師さんが氷枕を持ってきてくれましたが、僕は痛みに人一倍弱い人間なので本当に地獄でした、、、この日はベッドから動けない一日なので腰痛、床ずれは覚悟しておいてください(笑)

術後2日目は、朝5時から看護師に起こされながら、点滴・ペインフリー・尿道カテーテル尿道に管を通し、尿を袋に出すもの)を取ってもらえました\(^o^)/そして、久しぶりに地面へ降り立ち、歩くことが出来ました。が、、、めっちゃ痛いです!!!少し前から風邪もひいてしまい咳が出てたのでその振動もさらに地獄でした(笑)

手術の後にご褒美があるって知ってる?

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結果として、手術はやっぱり地獄だった。でも、そんな地獄の入院生活にもご褒美はあります。手術をした達成感や解放感はもちろんですが、きっとそれより素敵なご褒美です。それは、同時期に入院を共にして痛みも喜びも分かち合える仲間が出来ることです!

手術をした友達と部屋で話していたことは”切開法なめてたわ!”です(笑)夢の中ではもう回復していたのに、、、という同じ夢も見るほど仲良くなれましたので、そんなご褒美を楽しみながら地獄の入院生活を乗り越えてください!

 

最後に・・・

最後にこの手術をサポートしてくださった(株)G-pit networksの皆様、ありがとうございました。これから入院をするという友達に挨拶に行った時に初めてお会いした【郡山翔さん】笑顔に優しさが溢れている、とても雰囲気の素敵な方でした!

そして、日本にいる時からずっと味方でいてくれた【太田有也さん】風邪気味で咳が止まらず連絡すると、現地スタッフに連絡してくださって咳止めを出してくださいました!ずっとLINEでアドバイスやお疲れメールをしてくれる有也さん、とっても大好きです!!本当に本当にありがとうございました\(^o^)/

そして、この経験記録が、どこかのだれかの背中を押し、自分らしい人生を切り開くきっかけになれればと思います。手術の感想などは人それぞれですが、一参考にして頂けると嬉しいです。